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「健康相談機能」、医師と薬剤師の溝大きく◆Vol.6

医師調査 2018年9月9日 (日)  高橋直純(m3.com編集部)

Q 「健康サポート薬局」(※)を制度化するなど、薬局に気軽に健康相談をできる機能を持たせることを政府は進めようとしています。調剤業務を超えた「健康相談機能」は薬局の本来業務とお考えでしょうか。 ※日本薬剤師会ホームページより 健康サポート薬局とは、厚生労働大臣が定める一定基準を満たしている薬局として、かかりつけ薬剤師・薬局の機能に加えて、市販薬や健康食品に関することはもちろん、介護や食事・栄養摂取に関することまで気軽に相談できる薬局のこと。皆さんの健康をより幅広く、積極的にサポートします。 「健康相談機能」」が薬局の本来業務かどうかを尋ねたところ、本来業務と答えたのは医師で16.4%にとどまったのに対し、薬剤師では60.7%と大きく差が開いた。 Q 現状で、健康相談機能を発揮できている薬局は周りにありますか。 「たくさんある」「数が少ないがある」の割合は医師では30.6%、薬剤師では44.7%だった。「ない」の割は30%強でほぼ変わらず、「分からない」が医師で34.6%、薬剤師で23.6%と関心の差が見て取れた。 Q 具体的にどのような点が「健康相談機能を発揮できているか」をご説明くだ...