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大事なのは「その議論で、世界はどう変わるんですか」-ミナケア代表取締役・山本雄士氏◆Vol.3

スペシャル企画 2018年9月30日 (日)  まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

ミナケア代表取締役・山本雄士氏 東大教授の一言で臨床医から転身◆Vol.1 投資型医療には“保険者の復権”が必要◆Vol.2 大事なのは「その議論で、世界はどう変わるんですか」◆Vol.3 中山:高齢社会の進展とともに医療費、社会保障費の自然増は続きますよね。それを食い止めるために、山本さんはミナケアをやってらっしゃるんですか。 山本:そうですね。食い止められればいいなとは思いますよね。 中山:少子高齢化により皆保険、日本の医療制度が破綻するという予測もあります。ちょっと雑な質問ですが、山本さんのご実感としては、日本の医療は破綻するのか、食い止めることができるのか、どのようにお考えでしょうか。 山本:保険制度としては実質的には破綻していると言えると思います。 山本雄士(写真右):医師・産業医。東京大学医学部を卒業後、同付属病院、都立病院などで循環器内科などに従事。日本人医師として初めてハーバードビジネススクールを修了(MBA)。日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医。科学技術振興機構フェロー、内閣官房企画調査官、慶應義塾大学クリニカルリサーチセンター客員准教授などを経て、2011...