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「遺伝子パネル検査」、医師の認知度いまだ低く

レポート 2018年9月24日 (月)  長倉克枝(m3.com編集部)

がんなどの患者の遺伝子を調べて最適な治療を検討する遺伝子パネル検査が、国立がん研究センター中央病院と東京大学医学部付属病院で先進医療として進められることになった。今後、がんゲノム医療の実現に向け、がん関連遺伝子パネル検査システムの薬事承認を進め、さらに保険収載を目指す(『がん個別化医療に向けた遺伝子パネル検査、初の先進医療に』、『東大病院の「Todai OncoPanel」、先進医療B』を参照)。 遺伝子パネル検査についてm3.com医師会員に聞いたところ、開業医の46.7%、勤務医の41.4%が「言葉を聞いたことがない」と回答し、まだ広く認知されているとは言えないということが分かった。 Q1 「遺伝子パネル検査」を知っていますか? Q2 「遺伝子パネル検査」が今後保険収載され普及することは賛成ですか? Q3 「遺伝子パネル検査」についてご意見がありましたら、ご自由にお書きください。【任意】 【医療に貢献、良い】 薬の選択が科学的にできること、無効な薬を除外できる可能性が高くなるので良いと思う。腫瘍内の多様なクローンに関しては、将来大きな問題となるのではないでしょうか?【勤務医】 無駄...