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薬局への診療情報の共有「薬剤師が診察するのか?」◆Vol.9-2

医師調査 2018年10月6日 (土)  高橋直純(m3.com編集部)

Q 薬局と医療機関の情報共有についてお考えをお聞かせください。 調査結果は『処方箋への検査値・病名、医師は「賛成」多数』を参照。 ■医師 【病名と検査値の記載を原則義務化】 ・情報共有して無駄な処方を減らした方がいいと思う。【民間病院】 ・院外調剤推進のためには、必須。【公的病院】 ・患者の安全のためにも情報共有は大事【大学病院】 ・情報共有は進めていくべきだと思います。【診療所(勤務医)】 ・現実的には、情報処理が負担になりすぎると思う。【開業医】 【病名の記載を原則義務化】 ・病名はあってもいいですが、検査値を入れる必要はないと思います。薬局で勝手に患者に検査値の説明をされると迷惑です。【大学病院】 ・レセプトではじかれることが少なくなるのでは。【診療所(勤務医)】 ・患者さんが複数の病院で処方された場合に、必ず”かかりつけ薬局”に処方せんを持参するのであれば、好ましい。一方、地域医療機関で普段の処方を扱い、特定の疾患で大学病院で特定の(限定処方)の薬剤を処方されると、病名や処方内容はそこで途切れて、お薬手帳でつなげても疾患名や必然性が薄くなる。また、治験などで疾患名や処方名が隠さ...