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担当看護師「病室で2回、男性外科医を確認」

レポート 2018年9月26日 (水)  高橋直純(m3.com編集部)

東京都足立区の柳原病院で自身が執刀した女性患者に対してわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪で逮捕・起訴された男性外科医に対する東京地裁(大川隆男裁判長)での第5回公判が9月25日に開催され、被害女性A氏を担当した看護師3人への証人尋問が行われた。看護師は病室で2回、男性外科医を見たと証言したが、犯行があったとされる時間帯での、男性外科医の病室での行動については明確な記憶がないと述べた。 A氏を病棟で担当したのは当時、免許取得後2年目のB看護師。現在、柳原病院には勤務していない。起訴事実は「5月10日午後2時55分から午後3時12分までの間、病院の病室内において、手術後で抗拒不能状態にあり、ベッドに横たわる女性患者に対して、診察の一環として誤信させ、着衣をめくって左乳房を露出させた上で、その左乳首を舐めるなどのわいせつ行為をしたとしている」となっており、その間の男性外科医の行動について、検察側、弁護側双方が確認した。 証人尋問で整理したA氏、B看護師の当日の出来事は以下の通り。 14:45 A氏が408号室に執刀した医師2人に運ばれて入室。看護師2人で対応。B看護師は手術室で申し...