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第7次医療計画の中間見直しへ検討開始

レポート 2018年9月28日 (金)  大西裕康(m3.com編集部)

厚生労働省は9月28日、「医療計画の見直し等に関する検討会」(座長:遠藤久夫・社会保障・人口問題研究所所長)の第13回会合を開き、2018~2023年度の6年間に都道府県が取り組む医療提供体制に関する目標などをまとめた「第7次医療計画」の中間的見直しに向けて検討を始めた。2019年度中に「医療計画作成指針」を修正し、都道府県には目標に対する進捗状況などに応じた見直しを求める。2021年度から後半の3年間は、見直し反映後の第7次医療計画を実行する。 2018年9月28日厚労省検討会 同日の会合では、厚労省が第7次医療計画の進捗状況などについて都道府県に確認した内容を報告。▽がん▽脳卒中▽心筋梗塞等の心血管疾患▽糖尿病▽精神疾患▽救急医療▽災害時における医療▽へき地の医療▽周産期医療▽小児医療(小児救急含む)▽在宅医療――ごとに、目標や評価指標の設定状況を示し、中間的な見直しに向けて意見を求めた。 がんについては、アウトカムに関する目標として30都道府県が「がん患者の年齢調整死亡率」に関する何らかの目標を設定。41都道府県は独自の評価項目を設けており、治療に関する独自目標を掲げているのは、...