m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|私の医歴書◆...>奴隷の10年「電話のそばで眠りなさい」◆Vol.8

奴隷の10年「電話のそばで眠りなさい」◆Vol.8

2018年11月8日 橋本佳子(m3.com編集長)


── 1963年から榊原仟氏が主任教授を務める、女子医大第一外科に所属し、心臓外科医としての道を歩み始める。榊原仟氏の色紙(提供:小柳氏)世界的に見れば、人工心肺装置を使い、心臓を止めた手術が初めて行われたのは1953年。1956年に日本での最初の手術が大阪大学で行われたが、その6日後に榊原先生が続いた。私が入局した1963年は、世界で心臓外科が始まってからちょうど10年が過ぎた時期に当たる。その後、心臓外科の分野は急速に発展し、その「系統発生」と、私の心臓外科医としての歩みである「個...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

前の記事 次の記事

私の医歴書◆小柳仁・東京女子医大名誉教授に関する記事(一覧

1380万円の補助人工心臓「白物家電と違う」◆Vol.20 2018/11/20

日本発の2つの補助人工心臓、女子医大から◆Vol.19 2018/11/19

患者からの提訴経験ゼロ、病理解剖も承諾得る◆Vol.18 2018/11/18

40年間で7000例の開心術、世界的な引用も◆Vol.17 2018/11/17

女子医大で“男性医師”を集める特技◆Vol.16 2018/11/16

教授に就任、多忙で「0泊3日」の出張も◆Vol.15 2018/11/15

「後任は和田君」、人生の転機は突然に◆Vol.14 2018/11/14

パリ大学、カルパンティエ教授のもとに留学◆Vol.13 2018/11/13

42歳で自死した今野教授の教え◆Vol.12 2018/11/12

心臓カテーテルの本邦初の教科書を執筆◆Vol.11 2018/11/11

聖隷浜松の初代救急医、国立大阪、北里で心外新設◆Vol.10 2018/11/10

手術台での患者死亡も経験、死亡診断書を書く日々◆Vol.9 2018/11/9

奴隷の10年「電話のそばで眠りなさい」◆Vol.8 2018/11/8

「俺が榊原だ。君、決心して来たまえ」◆Vol.7 2018/11/7

「ありがとう」に喜び、「小柳先生」に違和感◆Vol.6 2018/11/6

日野原氏に学ぶ、聖路加国際病院でインターン◆Vol.5 2018/11/5

病理学教室の壁に飾ってあった一枚の絵◆Vol.4 2018/11/4

「諸君は、国家の礎たれ」、小和田・高田高校校長◆Vol.3 2018/11/3

父の死、その「負のエネルギー」が人生の原点◆Vol.2 2018/11/2

人生の転機は突然に、女子医大心臓外科の一時代築く◆Vol.1 2018/11/1