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不要不急の患者、一番困るのは「夜間」

レポート 2018年10月21日 (日)  岩崎雅子(m3.com編集部)

厚生労働省が医師の働き方改革関連で、「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」を発足した【『医療のかかり方を広める懇談会、デーモン閣下も参加』を参照】。第1回の会議では不要不急の受診が医師を疲弊させているとし、不要不急の受診を減らすための情報発信が話題に。本調査では、m3.com会員の66.6% が、不要不急の患者に最も困る時間帯を「夜間」と回答したほか、適正化策としての「受診時定額負担」導入に89.2%が賛成していることが明らかになった。 Q 不要不急の患者に最も困る時間帯は 不要不急の患者に最も困る時間帯に、m3.com会員全体の66.6%が「夜間」と回答。勤務医は「夜間」と答える割合が71.8%と最も高かった。次いで「休日」と回答する会員が多く、休日と夜間を合わせると全体で83.9%となった。「診療日の午前」と「診療日の午後」は共に少数に留まったが、午前に比べ午後の割合が高かった。 Q 夜間や休日の受診で不要不急と感じたことはどれくらい? 夜間や休日の受診で不要不急と感じたことが「ほとんどない」と回答したのは全体で8.5%に留まり、約半数の会員が3割以上の受診を不要不急と感じて...