m3.com トップ>医療維新>インタビュー|著者インタビ...>なぜ医師の診療パターンに違いがあるか?- 大竹文雄・阪大大学院経済学研究科教授に聞く◆Vol.3

なぜ医師の診療パターンに違いがあるか?- 大竹文雄・阪大大学院経済学研究科教授に聞く◆Vol.3

医師にもバイアス、「ナッジ」で変わる診療行為

2018年11月13日 聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)


――『医療現場の行動経済学』の第3部の全体のテーマは、「医療者の意思決定」です。行動経済学で見られるバイアスは、医師にも見られるのが興味深いところです。本書の副題は、「すれ違う医者と患者」。この副題を決める際、「すれ違うのは、患者が悪い」という雰囲気があり、共著者の間で議論になりました。しかし、本書で書いている通り、医師側にもバイアスがあり、「すれ違う」の原因は両者にあるのです。私にとって一番衝撃的だったのは、第3部第10章「なぜ一度始めた人工呼吸管理はやめられないのか」です。医療者が、生命維持...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

著者インタビューに関する記事(一覧

東京の「7密」、新型コロナで露呈-邉見公雄・全自病名誉会長に聞く◆Vol.1 2020/10/25

日本のコロナ対策「バランスの悪さが目立つ」-医師・医療経済ジャーナリストの森田洋之氏に聞く... 2020/10/24

患者の不安と心配を解消して初めて本音が聞き出せる-大塚篤司・京大皮膚科特定准教授に聞く◆V... 2020/10/23

政治は検証性が第一、記録破棄は焚書坑儒-海堂尊氏・インタビュー◆Vol.3 2020/10/18

政権・行政批判は納税者の当然の権利-海堂尊氏・インタビュー◆Vol.2 2020/10/9

『コロナ黙示録』、緊急事態宣言発出時に構想浮上-海堂尊氏・インタビュー◆Vol.1 2020/10/3

医師は「絶対」を背負う立場か、「健康は現代の神」-大脇幸志郎氏に聞く◆Vol.2 2020/7/25

東大医学部卒業後、フリーターになった36歳医師の初の著書-大脇幸志郎氏に聞く◆Vol.1 2020/6/30

「ブラック・ジャック」マニア医師の指摘は外せない-作家・瀬名秀明氏に聞く◆Vol.2 2020/1/18

AIとブラック・ジャックの対決「細部のアイデアは天野先生から」-作家・瀬名秀明氏に聞く◆V... 2020/1/10

「医師」ではなく「医者」になって-大橋洋平・海南病院緩和ケア病棟非常勤医師に聞く◆Vol.... 2019/12/31

緩和ケア医が、希少がんになって-大橋洋平・海南病院緩和ケア病棟非常勤医師に聞く◆Vol.1 2019/12/28

医療の限界「正直に説明して」-渡辺英克・みずほ証券エクイティ調査部長に聞く◆Vol.3 2019/12/21

今後の社会保障は「何を諦めるか」-渡辺英克・みずほ証券エクイティ調査部長に聞く◆Vol.2 2019/12/17

13回の入院、11回の手術を経験したアナリストが見る医療-渡辺英克・みずほ証券エクイティ調... 2019/12/7

貧困に苦しむアジアの人々「他人事ではない」-田畑彩生・JAM事務局長に聞く◆Vol.2 2019/11/14

RWD研究は「交絡との戦い」、限界に留意-康永秀生・東大臨床疫学・経済学教授に聞く◆Vol... 2019/11/12

異臭立ちこめハエたかる病室で感じた「国境格差」-田畑彩生・JAM事務局長に聞く◆Vol.1 2019/11/6

RWDでの既存治療評価でネガティブ・スタディ-康永秀生・東大臨床疫学・経済学教授に聞く◆V... 2019/11/4

小説であり医学書『仮病の見抜きかた』の狙い-南多摩病院総合内科・膠原病内科の國松淳和氏に聞... 2019/11/1