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「さらに優秀な臨床医を集める」、神戸市民病院機構理事長・橋本氏

レポート 2018年10月22日 (月)  大西裕康(m3.com編集部)

神戸市民病院機構理事長の橋本信夫氏は10月19日、神戸医療産業都市20周年記念式典内のパネルディスカッションで講演し、臨床の現場も密接に連携する産官学医の“医療クラスター”として実績を出していくため臨床現場を担う立場から、「さらに優秀な臨床医を集めるのがキーになる」との考えを示した。 2018年10月19日神戸ポートピアホテル 橋本氏は、「最先端の医療をやっている医師こそ、その次をどうするか、解決できていない問題が何かを一番自覚し、よく見えている」と指摘し、「そういう医師を、そういう志を持つ医師を集めることで企業や研究機関と協働して新しい医療技術を開発できると思う」と述べた。同機構が「目指すもの」としては下記5項目を提示した。 1. 全ての患者に対する最適な医療サービス 2. 優秀な臨床医の集積を図るための病院機能の充実 3. 病院群の一体的運営システムの整備 4. ICTを活用した医療情報の共有化による利便性の向上 5. 臨床現場と企業の交流による新たな治療法の開発 橋本氏 同機構が運営するのは、神戸市立医療センター中央市民病院(768床)、同医療センター西市民病院(358床)、神戸...