日医が在外日本人医師向け支援JMA-WMN立ち上げ
レポート
2018年11月1日 (木)
岩崎雅子(m3.com編集部)
日医常任理事の小玉弘之氏 日本医師会は10月31日の定例記者会見で、在外日本人医師向けの支援サービス「日本医師会ワールドメンバーズネットワーク」(JMA-WMN)の立ち上げを発表した。日医会長の横倉義武氏が世界医師会会長として各国を訪問する中で、海外で活躍する日本人医師から「日本の医療・医師会活動に関する情報を入手したい」という要望を多く寄せられていたといい、日医常任理事の小玉弘之氏は、「そうした要望に応えるため支援サービスを立ち上げることになった。鋭意準備を進めていく」と意欲を示した。日医は2018度中のサービス開始を目指している。 JMA-WMNは欧州日本人医師会と米国日本人医師会の会員計約450人が無料で利用できる。日医ホームページの中にJMA-WMN専用ページを設け、従来は日本の医師会に所属しないとアクセスできなかったメンバーズルームなど、日医のすべての情報にアクセスが可能になる。 (日医が示したJMA-WMNのイメージ図) 小玉氏は「サービス運用を通じて、欧州日本人医師会並びに米国日本人医師会との連携を密にし、世界の医療動向等に関する情報を双方向でやり取りするなど関係の深化を...
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