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東京医大、2019年度入試は追加入学者引いた定員で実施

レポート 2018年11月7日 (水)  水谷悠、岩崎雅子(m3.com編集部)

東京医科大学は11月7日、女子や多浪の受験生を不利に扱っていた不正入試に関し、2017、2018年度入試を合わせ 計101人に対して入学の意思を確認し、既に入学している学生との合計で当該年度の募集人員を満たす数まで2019年4月の入学を認めると発表した。101人の内訳は、男性34人、女性67人。意向確認対象者の上位から全員入学を希望した場合は、63人が追加合格となるという。 入学試験不正へについて謝罪する学長の林由起子氏(右)と入試委員会委員長の小西眞人氏(左) 2019年度入試の定員は、追加合格者のうち入学の意思を示して実際に入学する人数を引いた数とするため、2019年4月の入学者は本来の定員の120人で変わらない。募集人員は12月上旬に追加合格者が確定した後に発表する予定。東京医大学長の林由起子氏は「当時の受験生、関係者の皆様に改めて深くお詫びを申し上げる。今後このような不適切なことが絶対に起こらないような、きちんとした入試を行いたい」と陳謝した。受験料や、他大学に入学していた場合の学費、浪人して予備校に支払った費用などの金銭的な補償については繰り返し質問が飛んだが、「検討中」と述...