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電子カルテ規格統一化に「賛成」、開業医の36.3%、勤務医の52.7%

レポート 2018年11月24日 (土)  長倉克枝(m3.com編集部)

医療データの利活用に向けて、現状では医療機関ごとに異なる電子カルテの規格の標準化・一元化に向けた議論が進んでいる。電子カルテなどに記載されている医療データを匿名加工した上で解析するなどして活用することで、医療の質の向上につながるとして、国はデータの利活用基盤整備を進めている(『社会保障審議会「医師の働き方、まずは改革が先」、今村日医副会長』、『日病協「電子カルテの規格統一を」』を参照)。 電子カルテについてm3.com医師会員に聞いたところ、電子カルテの規格統一化に賛成しているのは、開業医の36.3%、勤務医の52.7%だった。なお、「電子カルテは使っていない」としたのは、開業医の33.5%、勤務医の10.8%だった。 自由意見では、規格統一化以前の問題として、現状の電子カルテの使いにくさを指摘する声、さらには電子カルテは不要といった意見が多数上がった。 Q1 主な勤務先の医療機関で使っている電子カルテは使いやすいですか? Q2 匿名加工した電子カルテの医療データなどを集約して、治療選択肢の評価や診断支援ソフトの開発、医薬品市販後調査等に利活用できるようにすることについて、どう思います...