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四病協、消費税問題で抜本的対策改めて求める

レポート 2018年11月28日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

四病院団体協議会は11月28日に総合部会を開き、控除対象外消費税問題や2019年5月1日が新天皇即位により祝日とされた場合に10連休となることへの対応などを議論した。日本医療法人協会会長の加納繁照氏は会議後の記者会見で、12月12日公表予定の自民党の税制改正大綱を念頭に「診療報酬ではできなかった個別医療機関のばらつきの対応を、ぜひともやっていただきたい。解決策が出てくると思っている」と述べた。四病協は三師会と連名で「控除対象外消費税問題解消のための新たな税制上の仕組みについての提言~消費税率10%への引き上げに向けて」を8月に発表しており、これに沿った対応への期待をにじませた(『消費税率10%「新たな仕組み」で対応、三師会と四病協が提言』を参照)。 皇太子殿下が新天皇として即位する2019年5月1日を祝日とする法案は11月13日に閣議決定されて政府が今国会での成立を目指しており、成立すれば4月27日から5月6日まで10連休となる。加納氏は、この間に「国民が医療を受けられないということが起こらないよう、地域の医療提供体制が維持されることを望んでいる」と指摘。法案成立後には厚生労働省が通知...