m3.com トップ>医療維新>レポート|医療従事者の...>2018年度の地域枠充足率81.6%、24府県が「8割未満」
2018年11月28日 橋本佳子(m3.com編集長)
厚生労働省は11月28日の「医療従事者の需給に関する検討会」の第24回医師需給分科会(座長:片峰茂・長崎大学前学長)で、「地域枠履行状況等調査」(確定版)の結果を公表した。2018年の臨時定員増員と関連する地域枠の定員、計1014人のうち、奨学金貸与者数は827人で、充足率は81.6%にとどまることが明らかになった。充足率が8割に満たないのは、47都道府県中、24府県(22大学、38プログラム)に上る。臨時定員増員と関連する地域枠を持つのは、66大学(資料は、厚労省のホームページ)。(2018年...
「医学部総定員は減、地域枠は増」、2023年度以降段階的に 2020/11/18
地域枠「卒直後9年間以上、従事」で定義、2022年度から 2020/9/1
医学部定員、2022年度も現行の方法で、恒久定員内にも地域枠 2020/8/31
医学部地域枠を厳格に運営、「別枠方式、地対協で協議」に限る 2020/3/12
“新”必要医師数、非公開で提示、病院勤務医の内訳も 2020/2/13
厚労省、海外医学部学生の動向把握へシステム構築 2020/1/29
2022年度以降の医学部定員、2020年春ころに方向性提示へ 2019/11/27
医師需給「第4次中間とりまとめ」承認 2019/3/25
産科医と小児科医、都道府県で2.2倍の格差 2019/2/28
2036年度に47都道府県で「必要医師数」確保へ 2019/2/27
医師最多は東京都、最少は岩手県、2倍の格差 2019/2/19
医師偏在対策、第4次中間取りまとめ(たたき台)を提示 2019/2/19
内科、外科など10科は必要数増、精神科など8科は減 2019/2/18
「医師少数区域」は「下位33.3%」、111の2次医療圏 2019/1/30
「外来医師多数区域」での新規開業、2020年度以降厳しく 2018/12/26
「医師少数区域等で6~12カ月勤務」で医師認定、厚労省案 2018/12/12
2018年度の地域枠充足率81.6%、24府県が「8割未満」 2018/11/28
医師確保「少数区域は多数区域から」、可能か? 2018/11/28
2025年の看護需給、推計方法おおむね合意 2018/10/30
必要医師数「2036年」時点で推計、「地域枠」は別枠の入試で 2018/10/24