1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 日本の医学、医療の情報発信に尽力 - 福井次矢・JMA Journal編集長に聞く

日本の医学、医療の情報発信に尽力 - 福井次矢・JMA Journal編集長に聞く

インタビュー 2018年12月7日 (金)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会と日本医学会はこの9月から、英文誌「JMA Journal」の発行を開始した。オープンアクセスのオンラインジャーナルだが、初期は雑誌も発行。跡見裕・杏林大学名誉学長とともに編集長を務める聖路加国際大学学長の福井次矢氏は、「目標としているのは、JAMA。日本の医学や医療に関する情報を世界に発信できるプラットフォームにしたい」と抱負を語る。2017年秋から、JAMA Network OpenのEditorial Boardメンバーにもなっている福井氏。「編集会議は、実にアグレッシブだった」というJAMA Network Openの現状と、「JMA Journal」の狙いをお聞きした(2018年12月5日にインタビュー)。 ――JAMA は、JAMA Network Openをスタートさせるなど、ジャーナルの充実に力を入れています。 福井次矢氏 JAMA Network Openのスタートは、2018年5月。オープンアクセスのオンラインジャーナルで、毎週金曜日に10本程度掲載しています。米国医師会は、JAMAのほか、JAMA Cardiology、JAMA Dermatologyな...