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定年退職後の再就職「仕組みあれば登録」が4割

レポート 2018年12月16日 (日)  大西裕康(m3.com編集部)

WHO西太平洋地域事務局長などを歴任し、現在は地域医療推進機構理事長を務める尾身茂氏らが代表理事のNPO法人全世代が、定年退職した医師の再就職を支援する事業の立ち上げに向けて検討を始めた(『退職医師の再就職支援事業、立ち上げを検討へ NPO法人全世代』を参照)。民間企業では定年を60歳、65歳と徐々に延長していている中、医師の退職についてm3.comの医師会員に改めて聞いたところ(回答数=勤務医2327人、開業医673人)、病院勤務医の妥当な定年については「65歳」との回答が最多(勤務医45%、開業医41%)だった。退職後に再就職する仕組みがあった場合については、4割程度の医師が「登録する」と回答。退職後に関する回答では、「全く何も考えていない」の選択肢を勤務医で18%、開業医で15%が選んでいた。 Q1.病院勤務医の定年は何歳が妥当とお考えですか。 定年については、「70歳」(勤務医25%、開業医25%)や「定年を設けず」(同14%、同18%)との回答も一定数を集めた。一方、「60歳」(同8%、同8%)と「それ(75歳)以上」(同6%、同6%)の回答は1割にとどかなかった。 Q2.定...