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「老害にならないように働く」との声も

レポート 2018年12月16日 (日)  大西裕康(m3.com編集部)

医師の退職に関するm3.comの医師会員(回答数=勤務医2327人、開業医673人)への調査では、定年退職後の生活について多数の自由記述の意見が寄せられた。60歳や65歳で完全に引退するとの回答も多数見られたが、「週2日勤務」「週3日勤務」のように休みが多い形で診療は続け、年に数回は旅行に出るなど余暇を楽しめる生活スタイルを築きたいという意見が大勢を占めた。医師にとっての「悠々自適」には、「何らかの形での診療」も含まれる場合があることも分かった。「当直は避けたい」「体力的、精神的に負担の少ない仕事をやりたい」などの意見もあった。 Q4、医師が定年退職後、どのような働き方が理想か、どのような引退生活を送りたいかなど、医師としてキャリアの終盤に関するご意見をご自由にお寄せください。[任意] 【何らかの形で経験を生かしたい】 経験を生かしてややこしい患者外来で、一人一人の話をゆっくり聞いてあげて前向き解決を相談する外来、どうでしょう?きっとどの病院でも数は少ないけど数人はいて、切りたくても切れない人を、多忙な部長などの代わりに話を聞いてあげたら、双方から喜ばれるんじゃないかと思う。売り上げに...