1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 日大、同窓生子女3年で12人を優先補欠合格【12月13日訂正発表】

日大、同窓生子女3年で12人を優先補欠合格【12月13日訂正発表】

レポート 2018年12月12日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

日本大学医学部は12月12日に東京都内で記者会見を開き、一般入試の追加合格者について医学部同窓生の子女を優先的に合格させていたと発表した。2016、2018年度がそれぞれ2人、2017年が8人の計12人【注:12月13日、2016年度を8人から2人に、合計を18人から12人に訂正発表】で、同窓会が提示した名簿に基づいて選んでおり、高山忠利医学部長は「バイアスがかかっており、選考に一貫性がない。申し訳ないと思う。これからは改める」と謝罪した。この影響で不合格とされた12人のうち、2017、2018年度の計10人については希望すれば2019年度入試の合格者として扱う。2016年度の2人についても、追加合格とする方向で検討する。追加入学分の人数は、次年度の定員から差し引く見込み(訂正については『日大、優遇による合格者を18人から12人に訂正』も参照)。 左から相澤信医学部次長、高山忠利医学部長、亀井聡医学部入試実行委員長 文部科学省の調査では、女性と多浪の受験生への得点調整などは一切行っていないことが確認されたという。高山氏は同窓生子女優先の理由として、「早期の追加合格発表で募集人員近くまで...