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ACP愛称「人生会議」、普及に懐疑的

レポート 2018年12月16日 (日)  水谷悠(m3.com編集部)

厚生労働省が11月30日、人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組み、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の愛称を「人生会議」に決めたと発表した。1073件の応募の中から選ばれたものだが、この愛称が普及するかどうかについてm3.com会員に聞いたところ、「普及しそう」は開業医が9.0%、勤務医12.7%とわずかで、最も高い「その他医療従事者」でも23.5%にとどまった。 自らの終末期についてこの「人生会議」をした経験についても、開業医が12.0%、勤務医が16.5%と少ない。自由回答では「ネーミングセンスがない」「誤解を招く」など懐疑的な記述が目立った。 Q1:ACPを「人生会議」と呼ぶことは普及すると思いますか? Q2:これまでに自身の終末期について「人生会議」に相当する活動をしたことがありますか? Q3:ACPや愛称「人生会議」についてのご意見をご自由にお書きください。(任意) 【良くない】 なんで終末期のことを話し合うことが「人生会議」なのか理解できない。他にも、自分の進学、就職、結婚、子供をどうするか、親の介護の問題、子...