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「国民全体が医療危機に取り組むべき」デーモン閣下、宣言発表

レポート 2018年12月17日 (月)  岩崎雅子(m3.com編集部)

厚生労働省は12月17日、患者やその家族に医療のかかり方を周知・広報する方法を検討する「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」(座長:渋谷健司・東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教授)は第5回会議で、「医療危機は国民全員が考え、取り組むべき重要な課題」とする「『いのちをまもり、医療をまもる』国民プロジェクト宣言!」を発表。構成員のデーモン閣下は「これがゴールでなく、むしろスタートだ」と述べ、国民全体が医療危機に取り組むべきだと訴えた(詳細は、厚労省ホームページ)。 デーモン閣下(右)と渋谷健司氏 「いのちをまもり、医療をまもる」国民プロジェクト5つの方策 (1)患者・家族の不安を解消する取り組みを最優先で実施すること (2)医療の現場が危機である現状を国民に広く共有すること (3)緊急時の相談電話やサイトを導入・周知・活用すること (4)信頼できる医療情報を見やすくまとめて提供すること (5)チーム医療を徹底し、患者・家族の相談体制を確立すること 同宣言では冒頭、「これは、医療の恩恵を被る『すべての人』が考え、参加し、行動すべき、国民的プロジェクトだと我々は考えています」と掲...