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2018年、医療界のトップニュースは本庶氏のノーベル賞受賞◆Vol.1

医師調査 2018年12月22日 (土)  水谷悠、長倉克枝(m3.com編集部)

2018年も残すところあとわずか。m3.comでは今年も恒例の「2018年の医療界:1000人アンケート」を実施し、医師会員1000人に十大ニュースやキーパーソンなどで1年を振り返っていただくとともに、 来る2019年を展望していただいた。 十大ニュースのトップは、京都大学特別教授の本庶佑氏のノーベル医学・生理学賞受賞。東京医科大学の不正入試問題、医師の働き方改革、AI活用の検討進展が続いた(2018年12月13日~14日に実施、開業医501人、勤務医526人の計1027人が回答)。 1位は「京都大学特別教授の本庶佑氏、日本人では2年ぶり5人目となるノーベル医学・生理学賞受賞」。PD1/PD-L1分子の研究に取り組み、オプジーボ(ニボルマブ)の開発につなげた。本庶氏は受賞後、基礎研究に対する支援金がもっと必要だとして「多くの若い人にチャンスを与えてほしい」などと、科学への投資を繰り返し訴えている。(シリーズ:ノーベル医学・生理学賞) 2位は東京医大の不正入試問題。臼井正彦・前理事長と鈴木衛・前学長(ともに贈賄罪で起訴)が、佐野太・前文部科学省科学技術・学術政策局長(受託収賄罪で起訴)の...