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2018年、医療界の「顔」は本庶佑・京大特別教授◆Vol.2

医師調査 2018年12月24日 (月)  水谷悠(m3.com編集部)

2018年を振り返るアンケートの第2弾はキーパーソン。2位の安倍晋三首相に300票以上の圧倒的な差を付けて、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑・京都大学特別教授が1位に選ばれた。2017年までの5年連続で1位安倍首相、2位山中伸弥・京大iPS研究所所長だったが、長年ノーベル賞候補に挙がっていた本庶氏がこの構図を塗り替えた。 本庶佑京大特別教授 安倍首相は政権に復帰した2012年に2位となり、翌年から1位を守り続けてきたが、今年は2位に陥落。山中氏もノーベル医学・生理学賞を受賞した2012年に1位となり、その後は連続で2位だったが、今年は3位に。4位の横倉義武・日本医師会会長も含め、上位は常連の顔ぶれだ。 安倍晋三首相 山中伸弥京大iPS研究所所長 横倉義武日本医師会会長 5位には、10月に自民党厚生労働部会長に就任した小泉進次郎氏が初めて入った。アンケートを開始した12月13日、2018年度診療報酬改定で新設された妊婦加算について厚労省の改善案を「容認できない」と叩き返し、加算凍結を方向付けた。農林部会長時代には農協改革を進めており、厚労部会長として何をするのか、注目が集まる。 6...