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医学生とデザイナー、“二足のわらじ”を履く訳

オピニオン 2018年12月23日 (日)  山田瑛文(順天堂大学医学部医学科5年生)

前回までは、再受験生からよく相談される受験生活について執筆させていただきました。再受験生からはもちろん、旧友からも現在の私の生活についても、よく質問を受けます。学校生活や私生活について、今回は執筆させていただきたいと思います。 現在私は医学部5年生であり、臨床実習、いわゆるポリクリの後半戦です。ペーパーで勉強するだけでは分からない臨床所見を診たり、実際に患者さんとコミュニケーションを交わしたり、実際のオペや検査に立ち会うことができ、自分がようやく医者に近付いているんだな、と実感する毎日を過ごしています。 同学年の友人達は、部活での幹部も終えて引退し、国試に向けて勉強に集中している人がいる一方、上級生としてまだまだ部活に精を出しながら勉強している人など、勉強が中心になりつつあるものの、まだまだ学生生活を謳歌している人は多いです。私ももれることなく、アイスホッケー部に属し深夜の厳しい部活に耐えながら(アイスホッケー部はリンクの使用上、深夜に部活を行います)、勉強をしています。 部活について今回はあまり触れませんが、医学部における部活動は大変重要なものになっていると私は考えます。コミュニティ...