風邪の患者に8割の医師がインフル迅速診断キット

医療維新オピニオン欄で連載している『Dr.木川の「川越救急クリニックから見えた医療の現実」』の「インフル治療、「何も処方しない」を実践できるか」に関連して、m3.com意識調査でインフルエンザ治療のあり方について尋ねた。 Q インフル流行期に、インフルエンザの患者に抗インフルエンザ薬を処方しないことがありますか。 「ほとんど全ての患者に処方しない」は約5％、「ほとんど全ての患者に処方する」は勤務医で68.6％、開業医で71.6％だった。 Q 風邪の患者にインフルエンザ迅速診断キットは使っていますか。 「使っている（ほとんど全ての患者）」は勤務医で49.8％、開業医で43.0％、「使っている（一部の患者）」では勤務医で37.0％、開業医の39.9％、8割超の医師が風邪の患者にインフルエンザ迅速診断キットは使っていた。 Q ご自身がインフルエンザに罹患した場合はどのように対応していますか。 ・イナビル吸入の上、38度以上の際にカロナール内服しながら4日間自宅療養しております。【勤務医】 ・何もしない。診断もしない、すると仕事できなくなるから。【勤務医】 ・今まで１度だけ罹患したが、ラピアク...