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「月に何度も36時間連続勤務」「厳しい規制必要」

レポート 2018年12月30日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

今回のm3.com意識調査は、佳境を迎える厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」の議論を踏まえて、m3.com医師会員を対象に実施。同検討会では、医師の時間外労働の上限規制を「一般則」よりも緩和する代わりに、「連続勤務は28時間まで」、「勤務と勤務の間は、9時間のインターバル(休息)を設ける」などの提案がされている(『連続勤務は28時間まで」「勤務は9時間のインターバル」』を参照)。 Vol.1『勤務医の2割強、連続勤務制限も休息取得も「不可能」』に続き、勤務医の自由意見を紹介する。 【勤務医の意見】 ◆勤務、当直の線引きは可能か ・当院では「当直」の場合は何時間働いても時間外は付かない上に、翌日休みなしで働くようにと院長に言われました。夜勤ではないからだそうです。そんなもんでしょうか。 ・当直(外来患者の受診あり)中でも仮眠をすれば、連続勤務にならないと判断するのでしょうか? ・私の勤務先は、当直は勤務扱いではないと認識されている。だから最長で7日間の当直もあるが、連続勤務とはみなされていない。当直を抜け道にすれば、こんなルールを作っても骨抜きになると思う。 ・大学の研修中は...