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2019年度専攻医1次採用は8040人「昨年より早い出足」

レポート 2018年12月25日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構は12月25日の記者会見で、2019年度専攻医の1次募集の採用数は約8040人であることを公表した。厚生労働省医道審議会医師分科会医師専門研修部会の12月11日の会議で公表された応募数は8217人で、約177人が不採用、辞退等に至った(『東京都の専攻医7領域でオーバー、7府県は「20人以上減」』を参照)。 2次募集は、12月22日から2019年1月21日まで。2次募集でも研修先が決まらない場合、空きがあるプログラム統括責任者に直接連絡を取り、研修先を決めるというスケジュールが予定されている。理事長の寺本民生氏は「既に2次募集が始まり、その過程でまたいろいろな動きがあるが、昨年と比較して、早い出足となっている」と現況を説明した。 日本専門医機構の12月21日の理事会では、サブスペシャルティ領域認定要件も決定。12月中に、サブスペシャルティ領域の専門医を希望する学会にレビューシートを送付、2019年3月末までにその内容についての事前審査を終え、4月以降、合格したサブスペシャルティ領域の専門医制度整備基準に基づく申請・審査を行う。既に認定済みの23領域については4月頃、追加領域...