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横倉日医会長、2018年は「挑」戦の1年

レポート 2018年12月26日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

日本医師会会長の横倉義武氏は12月26日の定例記者会見で、2018年を振り返って「挑」を自身の「今年の漢字」として挙げた。世界医師会会長として9月にニューヨークで行われた「NCDsに関する第3回国連総会ハイレベル会合」で演説したことについて、「国連で演説をすることなどめったにないので、印象深い。色々なチャレンジをして、幸いにしてかなりの成果を挙げたと思っている」と述べた。 横倉義武日医会長 横倉氏は、この1年の日医に関わる出来事について、2018年度診療報酬・介護報酬同時改定で、地域包括ケアシステムの推進やオンライン診療料の導入、介護医療院の創設など2025年に向けた改革が進んでいること、6月に自身の会長4期目が始まったこと、9月には英文雑誌「JMAジャーナル」を創刊したことなどを振り返った。 2019年に向けては、かかりつけ医機能の定着を「最大の願い」と強調。「まだまだ国民からは『かかりつけ医ってどこにいるの?』と答えが返ってくる。地域の先生にかかりつけ医機能研修を受けてもらい、身に付けていただく努力をしたい」と述べた。2019年6月末のG20大阪サミットに際しては、同月13、14日...