順天堂大は追加入学意向48人中3人

順天堂大学は12月28日、医学部の不適切な入試で不利益を受けた受験生で追加合格として48人のうち、回答期限としていた12月27日までに3人が入学する意向を示したと発表した。募集定員を超過した分は5年間を上限に減員しての調整を文部科学省が認めたことから、2019年度入試は既に募集要項で発表済みの140人から変更せず、2020年度以降の入試で1人ずつ減員する（順天堂大のホームページ参照）。 順天堂大は12月10日、医学部入試に関して設置した第三者委員会の第1次報告書で、2017、2018年度の2次試験で計48人、1次試験で計117人に対して女性であることや多浪であることを理由に不利な扱いをしていたことを公表。2次試験の48人は追加合格として個別に入学意向を確認し、1次試験の117人には入学検定料を返還することを明らかにしていた（『順大、一次試験で一部の女子・多浪を不合格に』を参照）。...