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「健康に良い食事」も医師の働き方改革 - 津川友介・UCLA助教授に聞く ◆ Vol.3

インタビュー 2019年1月20日 (日)  聞き手・まとめ:大西裕康(m3.com編集部)

――先生ご自身は普段の食事をどうしているのでしょうか。 意識的に、栄養を摂取する「食事」と、楽しみとして食べる「嗜好」をきちんと切り分けるようにしています。食事であれば、朝によく食べるのは、グラノラよりもさらに“押し麦”のような感じがする「ミューズリー」という食品です。無糖でドライフルーツが入ったシリアルのようなもの。無糖のヨーグルトやフレッシュのフルーツを入れて食べています。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、フルーツの甘味があるので食べやすく、おいしいです。 昼は、基本的に山盛りサラダです。その時の調子に応じてタンパク源を入れたり入れなかったり調整します。米国では外で食べるとしても「プレートいっぱいのサラダ」が選択肢としてあり、タンパク源も肉、魚、豆腐など複数の候補から選べます。米国は日本より物価が高いですが、私のいるロサンゼルスではランチの値段が10~13ドルくらいです。 夜は会食の予定などがなければ、主食を玄米など健康に良い「茶色い炭水化物」にしています。玄米がパサパサしていて食べにくいという方には「寝かせ玄米」がモチモチしていて美味しいのでおすすめです。私もこの寝かせ...