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東医大と神戸大以外、2019年度募集人員維持へ

レポート 2018年12月29日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

文部科学省が医学部の不適切入試問題に伴う2019年度入試での対応方針を12月25日に公表したのを受け、12月27日、28日に8大学が相次いで募集人員や追加合格者などを公表した。不利益を被った受験生に追加合格を認めるものの、2019年度入試では募集人員を減らす大学は、12月7日に対応方針を公表していた東京医科大学と、地域特別枠で不適切入試を指摘された神戸大学。北里大学は今後の追加合格状況を見て判断予定。 文科省は、追加合格に伴う募集人員の超過を認め、5年間を上限に超過分を減員して解消する臨時的な措置を認めた(『不適切入試に伴う定員増、「中長期的な医師需給への影響なし」』を参照)。同省の調査によると、医学部医学科入試で「不適切な事案」が認められたのは、9大学(『大学入試、罰則含むルール検討へ―文科省』を参照)。東京医大では、追加合格を認めた44人分を差し引いて2019年度一般・センター試験利用入試の募集人員を減らす(『東京医大追加合格44人、2019年度一般・センター定員は46人』を参照)。 【12月27日、28日に公表した大学の対応の骨子】(五十音順) ・岩手医科大学(12月28日) 1...