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不適切入試の大学志望者数は?今日センター試験

レポート 2019年1月19日 (土)  大西裕康(m3.com編集部)

2019年度の大学入試センター試験が1月19日~20日の2日間にわたり実施される。これを皮切りに、医学部入試が本格化する。医学部関連では今年は特に、文部科学省が調査の結果「不適切な事案」として公表した東京医科、昭和、神戸、岩手医科、金沢医科、福岡、順天堂、北里、日本(大学が自主的に内容を公表した日順)の9大学と、「不適切である可能性が高い事案」として発表した聖マリアンナ医科大学(センター利用入試は実施しない)の志望者数動向が注目される(文科省調査の結果は、『大学入試、罰則含むルール検討へ―文科省』を参照)。うち、センター試験利用は、東京医科、神戸、昭和、福岡、順天堂の5大学。 東医大はセンター利用枠を3人減の「12人以内」に変更 不適切入試の発覚が2019年度入試に最も影響しそうなのが東京医大だ。44人の追加合格を認めた結果、2019年度入試の定員枠を同人数分減らすため、志望者倍率の急上昇や、厳しい倍率を予想した受験生が同大を避け志望者数が減るなど、何らかの変化が予想される。センター試験利用の入学定員枠は当初の「15人以内」を、3人減の「12人以内」に変更(一般枠の定員「75人」を41...