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「あらゆる機会にかかり方啓発」が最重要

レポート 2019年1月26日 (土)  岩崎雅子(m3.com編集部)

医療危機への対策として、市民や医療提供者、行政がやるべきアクションを示した「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」(座長:渋谷健司・東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教授)(『「国民全体が医療危機に取り組むべき」デーモン閣下、宣言発表』を参照)。本調査では、「医師・医療提供者がやるべきこと」に示した6つのアクションで最も取り組むべきものについて質問したところ、m3.com会員の29.4%が「あらゆる機会に医療のかかり方を啓発」と回答。「健康管理に努め、きちんと休暇を取る」が24.8%で続いた。 Q懇談会が示した「医師・医療提供のアクション例」の中で、最も取り組むべきことは? 医師・医療提供者が最もやるべきアクションについて、医師会員の32.2%が「あらゆる機会に医療のかかり方を啓発」と回答。2番目に回答率が高かったのは、「健康管理に努め、きちんと休暇を取る」の24.2%だった。開業医と勤務医で最も選択率に差があったのは「健康管理に努め、きちんと休暇を取る」で、開業医の方が9ポイント高かった。勤務医は「電話相談や医療情報サイトの質を保つ」や「管理者が働き方改革と地域医療継続に取...