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若手医師「フリーアクセス制限が必要」 ◆ Vol.10

医師調査 2019年2月17日 (日)  大西裕康(m3.com編集部)

「今どきU35ドクター調査」の結果をお届けするシリーズ、今回は増え続ける医療費の問題について聞いた結果を紹介する。患者の受療行動を制限すべきとの回答が最も多かった。自由回答では、健康診断を受診しないなどの健康管理を怠っている人が疾病に罹患した場合は、窓口負担を増やすべきなどの回答が集まった。 Q、増え続ける医療費に対応するため、どうすれば良いと考えますか[複数選択可] 最も多くの回答を集めたのは「患者の受療行動(フリーアクセス)の制限」(54.7%)。2番目に多かったのは「窓口での患者負担の引き上げ」(54.1%)との差はわずかだったが、患者の受療行動に対する問題意識を持っている若手医師は多いようだ。 その他を選んだ場合の主な自由回答は下記の通り。 個人的には安楽死制度が欲しい。治る見込みがなくなったら、苦しまずに死にたい。[大学勤務] 高齢者の免許証の裏面には、臓器提供意思ではなく、蘇生処置に対する意思表示の欄を設ける。[病院勤務] 救急車の有料化。[病院勤務] 仮にも資本主義の国であり、高齢化が避けられない国なので、自己負担額を増やす必要がある。[病院勤務] 高度の医療はオプション...