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サブスペシャルティ候補は90領域、第2期専攻医8500人を超す見通し

レポート 2019年2月18日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構理事長の寺本民生氏は2月18日の定例記者会見で、サブスペシャルティ領域の候補となる90の領域からレビューシートの回答があったと説明した。レビューシートとは、サブスペシャルティ領域の要件を満たすかどうかの基本的な情報を確認するためのシート。2018年末に106の領域に送付、1月31日が締め切りだった。レビューシートの事前審査を3月末までに行い、4月以降、合格したサブスペシャルティ領域についての専門医制度整備基準に基づく申請・審査を行う。9月初旬には作業を終える予定であり、90領域からどの程度、絞り込まれるかが注目される。 2019年4月の専門研修開始の専攻医は、1次募集の段階では8031人が決まった。2次募集では497人が応募し、2月21日までに採否が決定する。寺本理事長は、「全体では8500人を少し超え、昨年を少し上回る見通し。2期目を迎えて、専攻医の登録は安定してきている」と説明。2月22日から3月15日までの間に、1次、2次募集で決定しなかった専攻医の募集、採用が行われる。 日本専門医機構の情報漏洩問題については、弁護士らで構成する第三者委員会で調査中だ。当初は201...