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厚労省、公開会議は原則「ペーパーレス化」

レポート 2019年2月27日 (水)  長倉克枝(m3.com編集部)

厚生労働省は2月26日に開催した「ICT利活用推進本部」(本部長:根本匠厚生労働省大臣)の第3回会合で、同省内でのICT利活用による業務効率化の進捗を報告し、会議のペーパーレス化については公表されている審議会等は原則ペーパーレス化にしたと報告した(資料は厚労省のホームページ)。もっとも、今最も注目度が高い「医師の働き方改革に関する検討会」をはじめ、複数の会議は、ペーパーレス化に至っていない。 同会議もペーパーレスで、タブレット端末を机上で用いて開催された。 同本部は2018年2月に設置され、同省の若手・中堅職員が議論を進め、同年7月に同省の業務効率化やICTによる政策立案などの提案を発表。予算検討などを進めてきた。 ペーパーレス化を巡っては、会議の資料印刷やセット、配布が日常的に職員の大きな業務負担になっているとして、7月の同会議で若手職員から会議のペーパーレス化の要望があった。これを受けて同省では、2018年10月から公表して開催している審議会等は原則ペーパーレス化にしたとした。また、さらに大きな負担となっている国会対応での答弁資料の印刷やセット作業については、2018年10月から1...