m3.com トップ>医療維新>レポート|医療従事者の...>産科医と小児科医、都道府県で2.2倍の格差
2019年2月28日 橋本佳子(m3.com編集長)
都道府県がこの4月から策定する「医師確保計画」では、産科・小児科については、診療科別でも医師偏在指標を示し、地域偏在是正に向けた対応等を行うことになる。他科に先駆けて行うのは、これら2科が「政策医療の観点、医師の長時間労働となる傾向、診療科と診療行為の対応も明らかにしやすい」ことがその理由だ。2月27日の厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会」の第29回医師需給分科会(座長:片峰茂・長崎大学前学長)で、「暫定値」(精査中)として、産科・小児科の医師偏在指標が提示された(資料は、厚労省のホー...
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