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県と市がタッグを組み、「元気な福岡に」- 武内和久・福岡県知事選挙立候補予定者に聞く◆Vol.3

インタビュー 2019年3月20日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――そもそも福岡県知事選挙への出馬を決意されたのはいつ頃でしょうか(武内氏の医療関連の公約等は、『厚労官僚、コンサルタントを経て、政治に挑む』、『医療の“司令塔”は国ではなく都道府県』を参照)。 私は長年東京で仕事をしていましたが、2018年4月に福岡に戻り、地元のテレビとラジオのコメンテーターなどを務めていました。福岡市は高島市長(編集部注:2010年11月に、36歳で初当選した高島宗一郎氏。現在3期目)が改革に取り組んでいる一方、福岡県自体は存在感が薄く、2010年から2015年までの間の県民所得は、福岡市についてはプラス13.8%と大きく成長しましたが、福岡市を除く福岡県は2.3%の減少です。格差は広がるばかりで、福岡市だけが元気になっており、県全体で見ると少子高齢化が進み、元気がないという状況を目の当たりにしていました。 福岡市と一緒に福岡県に変えていかなければいけないという危機感を持っていた時、自民党が県知事選挙の候補者を公募している話を聞きました。県議会議員や国会議員の方などに、私の福岡県に関するビジョンをお話ししたところ、「ぜひやってみたどうか」と共感していただきました。...