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44歳現役医師、県知事選挙に出馬の訳 - 川島実・奈良県知事選挙立候補予定者に聞く◆Vol.1

インタビュー 2019年3月16日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

今年の統一地方選挙では、11道府県で知事選挙が予定されている。医療に縁のある候補者が出馬を予定しているのが、福岡県と奈良県の知事選挙。奈良県では、同県出身の現役医師の川島実氏(44歳)が立候補の予定だ(福岡県知事選挙については、『厚労官僚、コンサルタントを経て、政治に挑む - 武内和久・福岡県知事選挙立候補予定者に聞く』を参照)。 無所属の出馬で、有志でつくる「対話でつなぐ奈良の会」が後援組織。京大医学部6年生の時にプロボクサーとなり、29歳まで活躍。東日本大震災の時は、津波の被害を受けた宮城県気仙沼市立本吉病院の院長も務めた。 川島氏に県知事選挙に挑む理由、医療を中心に奈良県が抱える課題のほか、自身のキャリアについてもお聞きした(2019年3月13日にインタビュー。全2回の連載)。 ――2018年12月18日に奈良県知事選挙への立候補を表明する記者会見をされていますが、県知事選への出馬を考え始めたのは、いつ頃からですか。 以前から、問題意識は持っていたのですが、「奈良県を変えるために、選挙という方法がある」と気付いたのが、去年の秋頃です。 1974年8月1日奈良県生まれ。1999年京...