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海外に通用するための技術を磨くには?- NTT東日本関東病院消化器内科・港洋平氏◆Vol.4

スペシャル企画 2019年4月14日 (日)  まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

中山 日本に帰ってきてからはどうしているのでしょうか。今でも中国やヨーロッパによく行っているよね。 港 日本に来て、一人の中堅内視鏡医に戻るので、改めて自分の力不足をまた痛感しています。ただ、ありがたいことに、日本に戻ってきてからも、海外に行く機会はいただけています。現時点で6カ国に行かせてもらう予定が決まっています。 中山祐次郎氏(左)と港洋平氏 中山 すごいな。それは指導?ライブ? 港 指導だったりライブだったり。あとは大圃先生のお付きもあります。海外に呼んでいただけるのは、自分の実力でもなんでもなくて、ただ先人が作ってくれた財産で今やっていますが、それも、そろそろ尽きる頃かなとも思っています。ESDという手技も確立されて、他の国も日本に追い付け追い越せとなっています。 なので、ここからが自分の勝負、面白いとこなのかなと。次、何が出てくるか分からないけど、新しい機器開発や手技開発に携われたら面白いなと思うし、そうなれば今の自分がそうなように「日本人内視鏡医」としてのニーズで呼ばれるのではなく、「港洋平」としてのニーズで呼ばれるようになるかもしれない。また海外から招聘要請があったとき...