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23のサブスペシャルティ領域、厚労省審議会での「追認」目指す

レポート 2019年3月18日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構理事長の寺本民生氏は3月18日の定例記者会見で、既に同機構が認定している内科系と外科系の計23のサブスペシャルティ領域について、来る3月22日の厚生労働省の医道審議会医師分科会医師専門研修部会での追認を求める方針であることを強調した。3月15日の同機構理事会では、カリキュラム制についても議論し、各基本領域学会に、カリキュラム制の整備基準の策定を求めることも決まった。6月頃には完成する見通しだという。 日本専門医機構理事長の寺本民生氏 サブスペシャルティ領域については、2月の医師専門研修部会で、乱立を問題視する声が上がっていた(『「サブスペ、乱立は避けるべき」、一部の領域に不要論』を参照)。22日の同部会に備え、日本専門医機構は、各学会に対し、各サブスペシャルティ領域の社会的な観点からの必要性等に関する説明文書の提出を求めている。サブスペシャルティ領域の内容等を記載したレビューシートとともに関連資料として提出するなどして、理解を求める構え。 23のサブスペシャルティ領域については、この4月から基本領域との連動研修の開始が予定されている。仮に医師専門研修部会で追認されない場合...