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既卒合格率56.8%、100%は2校、2019年医師国試

レポート 2019年3月20日 (水)  岩崎雅子(m3.com編集部)

厚生労働省は3月18日、今年2月に実施した第113回医師国家試験の合格者を発表した(資料は厚労省ホームページ)。 全80大学中、既卒合格率100%は横浜市立大(2人)と、兵庫医科大(3人)の2校のみだった。新卒と既卒を合わせた全体の合格率は前年比1.1ポイント減の89.0%で、過去10年で2番目に低く、既卒者の合格率は同7.1ポイント減の56.8 %に留まった(新卒の結果は『合格率89.0%、過去10年で2番目の低水準、2019年医師国試』、昨年の結果は『2018年医師国試の合格率90.1%、過去10年で6番目』を参照)。 全体の受験者数は前年比136人増の1万146人だったが、合格者数は同5人増の9029人に留まった。そのうち既卒の受験者数は同116人減の970人で、合格者数は同143人減の551人だった。 設置主体別の既卒合格率は国立56.0%、公立57.9%、私立63.8%、新卒合格率は国立93.4%、公立94.5%、私立91.5%。 既卒年度別では、2017年度卒が受験者数595人、合格者数435人で合格率は73.1%。2016年度卒は受験者数134人、合格者数69人で合格率は...