女性医師の就労支援「特にない」が大幅減◆Vol.6

Q 勤務先に、女性医師の就労継続支援を目的とした勤務体系はありますか【複数選択可】。 女性医師の就労継続支援を目的とした勤務体系では、全ての回答者を合算して集計すると「育休」の52.8％が最多だった。次いで、「当直免除」（46.1％）、「勤務時間の短縮」（42.8％）が続いた。 男女で回答率に差が大きかった項目は「育休」（女性合算61.1％、男性合算44.7％）と、「勤務時間の短縮」（女性合算49.1％、男性合算36.8％）。 また、「分からない」と答えた女性はいずれも約1割にとどまったが、40歳以下男性は14.9％、41歳以上男性は17.7％で、特に年代の高い男性は育児支援への関心が他の回答者よりも薄かった。 就労支援ほぼ全ての項目で増加、「特にない」大幅減 2012年と2017年の調査と比較すると、就労支援のほぼ全ての項目が増加傾向にあった。特に「勤務時間の短縮」の伸び幅が大きく、女性は2012年比13.5ポイント増の49.1％、男性は同9.0ポイント増の36.8％となった。 一方で「特にない」と「分からない」が大幅に減少。「特にない」は男女ともに2017年から約1割減となった。「...