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医道審議会、会長に楠岡英雄・国立病院機構理事長を選出

レポート 2019年3月25日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は3月25日、第6回の医道審議会を開催、会長に独立行政法人国立病院機構理事長の楠岡英雄氏が選出された。会長代理には元立教大学大学院法務研究科教授、元最高検察庁検事の藤宗和香氏が指名された(資料は、厚労省のホームページ)。 医道審議会の委員は26人。審議会の下に8つの分科会、さらにその下に各種部会が設置されている。25日の審議会では、審議会の規定等について確認、会長の選出後、各分科会の活動状況が報告された。 主な分科会の直近の議論は、以下の通り。 ・医道分科会 準強制わいせつなど、医師3人免許取り消し ・医師分科会医師臨床研修部会 臨床研修で研究医養成「英文論文投稿は可能か」、医師臨床研修部会 ・医師分科会医師専門研修部会 23のサブスペ連動研修、「4月開始」は見送り ・医師分科会精神保健指定医資格審査部会 101人の不正を認定、精神保健指定医、大学教授も対象 日本医師会会長の横倉義武氏は、精神保健指定医の不正認定問題について質問。認定に必要な経験症例の考え方に、都道府県格差があったことが混乱を招いた一因であるとし、全国一律となったのかと質した。厚労省は担当課が本審議会に出席し...