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合格者610人増、2019年薬剤師国試

レポート 2019年3月26日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

厚生労働省は3月25日、第104回薬剤師国家試験(2月23、24日実施)の結果を発表した。合格者数は1万194人で昨年より610人増加し、女性の割合は61.19%だった。全体の合格率は70.91%で0.33ポイント増加した。男女別では男性が3956人で合格率68.76%、女性が6238人で合格率72.34%。全体の出願者は1万5796人、受験者は1万4376人だった(昨年の結果は『2年連続合格率低下、2018年薬剤師国試』を参照)。 薬学部を持つ全73大学別の合格率は、昨年4位の九州大学が95.35%で1位、昨年1位の金沢大学が95.24%で2位。3位の名城大学(92.34%)、4位の京都薬科大学(91.16%)、5位の慶應義塾大学(90.70%)、6位の北海道大学(90.32%)までが90%を超えた。一昨年1位、昨年3位のいわき明星大学(2019年4月、「医療創生大学」に名称変更)は83.33%で23位となり、大きく順位を落とした。最も低かったのは青森大学の37.63%。第一薬科大学は38.17%で72位となり、7年ぶりに最下位を脱した。 設置主体別では国立が85.40%、公立が88...