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第7次医療計画「中間年の見直し」見据え、今年末に意見集約

レポート 2019年3月29日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は3月29日、「医療計画の見直し等に関する検討会」(座長:遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所所長)の第14回会議で、2018年度から開始した第7次医療計画について、2020年度に必要な見直しを行うために、2019年12月を目途に意見の取りまとめを行うことを提案、了承された。第7次医療計画は6年を一期とし、2020年度はその中間年に当たる。 この4月以降、第7次医療計画の都道府県の取り組み状況を確認し、地域医療構想と在宅医療に関するワーキンググループにおける検討状況を共有するほか、5疾病・5事業や医療従事者確保等に関する各種検討会等からの報告を踏まえながら、取りまとめを行う予定。 地域医療構想に関するワーキンググループの3月20日の議論についても了承(『17項目で診療実績「見える化」、公立・公的病院の再編後押し』を参照)。厚労省は、地域医療構想の進捗状況を把握するため、各構想区域の診療実績のデータ分析を進めるとともに、同ワーキンググループでは並行して地域医療構想の実現に向けて「議論の整理」(たたき台)を議論する。 その他、2018年12月4日の在宅医療及び医療・介護連携に関...