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TAVI症例の全例登録、産官学連携によって実現

レポート 2019年4月7日 (日)  NCD事務局

2013年、NCDを基盤に国内のTAVI症例が全例登録されるデータベースプロジェクトが立ち上がった。産官学連携の市販後調査(PMS:Post Marketing Surveillance)の先駆けとなる、このTAVIレジストリの取り組みと今後の展開についてお聞きした。 プロフィール 澤 芳樹(さわ よしき)大阪大学大学院医学系研究科外科学講座心臓血管外科学教授。1980年大阪大学医学部卒業 半田 宣弘(はんだ のぶひろ)独立行政法人 医療品医療機器総合機構 医療機器審査部門 主任専門員 ケイミン・ワング エドワーズライフサイエンス株式会社 代表取締役会長 大山 広一郎(おおやま こういちろう)日本メドトロニック株式会社 臨床開発本部 市販後臨床部門 市販後調査部 大動脈弁狭窄症に対する治療の新たな選択肢として、2009年に国内初となる経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI:Transcatheter Aortic Valve Implantation)が大阪大学で実施されてから10年。翌年には治験が開始され、2013年10月の保険償還以降、従来の開胸による外科的弁置換術が適応でない高リス...