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東大教授に就任、「大変な選択肢選べ」が後押し【平成の医療史◆特別編】

スペシャル企画 2019年5月15日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

【渋谷健司・前東京大学教授の「私の医歴書」】 Vol.1◆東大教授を辞任、英国で新たなチャレンジ Vol.2◆医局所属せずキャリア拓く、恩師との出会い Vol.3◆ハーバード大留学、一時は帰国もWHOへ Vol.4◆WHO事務局長選挙のあおり、不遇の時代も Vol.5◆東大教授に、「大変な選択肢選べ」が後押し Vol.6◆Lancet日本特集号監修、教室発展の契機に Vol.7◆「保健医療2035」厚労相の一本の電話から Vol.8◆ビジョン検討会「炎上するなら私が」 Vol.9◆東大医学部の世界ランキング、向上に貢献 Vol.10◆「成功への王道なし」、自身で道切り拓け ――7年にわたったWHO勤務を終え、2008年、東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教室教授に就任。 タチ・ヤマダ氏(当時は、シアトルに拠点を置くビル&メリンダ・ゲイツ財団のグローバル・ヘルス・プログラムの総裁)から「1年我慢して、それから辞めろ」と言われ、WHOに籍を置きながら、就職活動をしなければいけないと考えていました。米国の大学からのオファーが幾つかあり、また、東大から教授候補になっているという連絡もいた...