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Lancet日本特集号を監修、教室発展の契機に【平成の医療史◆特別編】

スペシャル企画 2019年5月18日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

【渋谷健司・前東京大学教授の「私の医歴書」】 Vol.1◆東大教授を辞任、英国で新たなチャレンジ Vol.2◆医局所属せずキャリア拓く、恩師との出会い Vol.3◆ハーバード大留学、一時は帰国もWHOへ Vol.4◆WHO事務局長選挙のあおり、不遇の時代も Vol.5◆東大教授に、「大変な選択肢選べ」が後押し Vol.6◆Lancet日本特集号監修、教室発展の契機に Vol.7◆「保健医療2035」厚労相の一本の電話から Vol.8◆ビジョン検討会「炎上するなら私が」 Vol.9◆東大医学部の世界ランキング、向上に貢献 Vol.10◆「成功への王道なし」、自身で道切り拓け ――2008年の東大教授就任当時、「日本では国際保健分野が学問として確立されていなかった」と指摘する渋谷氏。その後、どんな取り組みを進め、業績を挙げてきたのだろうか。 グローバルヘルス人材育成のプログラムにて(提供:渋谷氏) 2008年に日本で開催されたG8サミットの一つのテーマが、グローバル・ヘルス。このことから分かるように、政治的な方がこの分野では先に進んでいた一方、学問的には遅れていたのです。国際保健というと、...