ビジョン検討会「炎上するなら私が」【平成の医療史◆特別編】
スペシャル企画 2019年5月24日 (金) 聞き手・まとめ：橋本佳子（m3.com編集長）
【渋谷健司・前東京大学教授の「私の医歴書」】 Vol.1◆東大教授を辞任、英国で新たなチャレンジ Vol.2◆医局所属せずキャリア拓く、恩師との出会い Vol.3◆ハーバード大留学、一時は帰国もWHOへ Vol.4◆WHO事務局長選挙のあおり、不遇の時代も Vol.5◆東大教授に、「大変な選択肢選べ」が後押し Vol.6◆Lancet日本特集号監修、教室発展の契機に Vol.7◆「保健医療2035」厚労相の一本の電話から Vol.8◆ビジョン検討会「炎上するなら私が」 Vol.9◆東大医学部の世界ランキング、向上に貢献 Vol.10◆「成功への王道なし」、自身で道切り拓け ――「保健医療2035」策定懇談会の報告書を2015年6月にまとめた後、2016年10月に厚労省に設置された「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の座長も務めた。 「保健医療2035」で将来ビジョンを提示したので、それを実現するのは厚労省の仕事だと考えていました。実際、「保健医療2035」の内容はその後、さまざまな場で引用されました。 ビジョン検討会報告書を塩崎厚労相（当時）へ 2016...